• "北川次長"(/)
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  1. 島田市議会 2013-08-06
    平成25年8月6日総務消防常任委員会−08月06日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成25年8月6日総務消防常任委員会−08月06日-01号平成25年8月6日総務消防常任委員会  総務消防常任委員会                              平成25年8月6日(火)                              第 1 委 員 会 室 1.関係職員の紹介 2.所管課からの報告 3.その他 4.陳情審査 5.所管事務調査について 出席委員(7人)  委員長   曽 根 嘉 明       副委員長  大 石 節 雄  委  員  杉 野 直 樹       委  員  森   伸 一  委  員  清 水 唯 史       委  員  河原崎   聖  委  員  紅 林   貢 欠席委員(なし)
    説明のために出席した者  企画部長                      石 間 鉦 哉  秘書課長                      濱 田 三 郎  広報課長                      南 條 隆 彦  企画調整課長                    大 石 保 巳  政策推進課長                    森 下 庸 雄  財政課長                      落 合 昭 之  空港振興課長                    鈴 木 将 未  総務部長                      三 浦 俊 夫  総務課長                      杉 村 嘉 弘  人事課長                      伊 藤 康 久  税務課長                      平 川 勝 裕  管財課長                      杉 山 郁 夫  契約検査課長                    石 神   清  会計管理者兼出納室長                大 倉 宣 郎  監査委員事務局長                  鈴 木 三枝子  消防長                       櫻 井 道 雄  消防総務課長                    亀 山 昌 仁  警防課長                      中 惠 清 志  予防課長                      杉 山 正 美  島田消防署長                    伊 藤 正 美  金谷消防署長                    渡 辺 順 弘 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      村 田 達 己  事務局次長兼庶務係長                北 川 博 美                                開会 午前9時25分 ○委員長(曽根嘉明) ただいまより、総務消防常任委員会を開会いたします。  お手元に配付してありますレジュメにより進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、1の関係職員の紹介に入ります。  平成25年7月10日付の人事異動で総務部長がかわられましたので、御紹介申し上げます。  それでは、三浦総務部長、自己紹介をお願いいたします。 ◎総務部長(三浦俊夫) 皆様、改めましておはようございます。議会の貴重なお時間にこのような機会を設けていただきまして、ありがとうございます。  今、御案内のように、渡辺前総務部長の副市長就任を受けまして、先月10日付で総務部長の重責を拝命いたしました三浦です。昨今、さまざまな変化の中、市民の皆様の求める市政の実現に向け、一層の努力をしていく所存でございますので、議員の皆様にまたお力添えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(曽根嘉明) よろしくお願いします。  それでは、2の所管課からの報告に入りたいと思います。  発言の際には、必ずマイクのスイッチを入れていただきますようお願いいたします。  なお、次回定例会の議案に係る報告が所管課からあると思いますが、議案に係る質疑については、開会中の常任委員会においてお願いしたいと思います。  それでは、初めに、企画部秘書課からお願いいたします。 ◎秘書課長濱田三郎) 私から、2件報告がありますので、よろしくお願いいたします。  初めに、お手元に配付させていただいております資料に基づき説明させていただきます。モンゴル国ウランバートルナラン外国語学校との姉妹提携についての資料でございます。よろしくお願いいたします。  このナラン外国語学校との姉妹提携の調印についてでありますけれども、平成20年度からモンゴルとは交流を行っております。ナラン外国語学校につきましては、平成23年度から交流が始まり、島田市内の中学校と姉妹提携の要望があったことについてであります。  姉妹校提携の目的は、相互の友好関係を深め、教育・文化・スポーツ等の広範囲の国際交流が推進でき、青少年の国際性が養えることでございます。  県につきましては、平成20年に市内の小学校とウランバートル市内の学校と絵画の交換が最初であります。平成23年度から中学生との交流が始まり、平成24年11月8日にナラン外国語学校から姉妹校提携の要請があり、同月22日に島田市長から同意の文書を送っております。  ナラン外国語学校は2004年に創設された私立の学校で、5歳で入学し、12学年制の学校であります。1クラスの生徒数は8名から20名ということでございます。日本語の授業は1年生から週5時間、8年生では7時間で、基本的な日本語が理解できるような教育が行われております。また、日本語のほかに、折り紙とか、けん玉、珠算、囲碁などの授業も取り入れております。  このナラン外国語学校との姉妹校提携は、ナラン学校の受け入れを平成23・24年に行っております島田第一中学校と行う予定で、8月17日からモンゴルを訪問し、8月18日に調印を予定しております。この訪問には、島田第一中学校の萩原校長先生と生徒2名、それにモンゴル友好委員会の正副委員長が同席を予定しております。  また、ナラン学校からは、10月11日から30日までの間、校長先生を初め生徒が島田市で交流を行うこととなっております。  次に、9月議会に上程を予定している補正予算について御説明いたします。  総務費中、一般管理費の目内の秘書事務費に市の花・木・鳥制定検討委員会の開催に伴います経費を上程する予定であります。これは、合併協議において、合併後に新たに制定するとなっておりましたので、本年度は制定の手法や制定の時期などを検討していただく予定でございます。  秘書課からは、以上2件でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(曽根嘉明) ただいま秘書課から説明がございました。  委員の皆さん、質疑がありましたら、お願いいたします。  河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) モンゴルの話ですけれども、向こうは私立ですよね。それで、こちらの公立の中学校ということで、余り今までこういった形の提携はやっていなかったと思うのですけれども、実際、今後はどのようなことをやっていくという感じですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) まず、私立の学校ということでありますけれども、これは初めてでございまして、やはりモンゴルで日本語を教えておられるということでありますので、市内の小学校、中学校との交流も非常にできるということで、公立の学校では日本語を専門に教えているところもないように聞いています。これは確認はしてありませんけれども、ないようですので、外国との交流には非常に有意義であると考えております。  今後につきましては、まず、生徒同士の交流で、これまでは山の家とかそういった公共施設で宿泊していただいたりしておりましたけれども、アメリカのリッチモンド市のようにホームステイができるような環境が整っていけばいいかと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 学校同士ということでありますと、国際交流協会の人が入っているというのは、何か一気に話が飛び過ぎているのかなという、実行為の中で、という感じもするのですけれども、その辺はどうなのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) これまでモンゴルウランバートル市と国際交流協会の中にありますモンゴル友好委員会が交流を深めてきてくれております。このときに、校長先生と中学生だけではなくて、委員会の方々も現地の方々との交流をしたいということがございまして、交流委員会のほうで募集をかけておりましたけれども、その3名の方が行っていただけるということであります。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 細かいことを言うようですけれども、その辺の国際交流協会員の方の旅費も出るようなのか、自費で行かれるのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) 交流委員会の方々については、自費で参加をお願いしております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 将来的なまち同士というのか、市という名前を使っていても、規模が違う場合が中国の中の人はありますのであれですけれども、そういったことも視野に入れてという形になるのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) 現在、島田市も複数の国・市と姉妹提携を行っております。やはり市民の方々の交流が第一でありますので、市民の交流を深めていっていただき、これの交流について少しお手伝いができれば、市として支援していきたいという考えがあります。その交流の内容を見守っていって、それが市でありますとか、あとチンゲルティー区というところがありまして、区単位で提携が望ましいかとか、そういったことについては今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) 姉妹都市、姉妹校というだけではなくて、このウランバートルのことですが、静岡空港の活用事業ということで書いてありますけれども、行き方は仁川か上海へ行って乗りかえてウランバートルへ行くのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) 現在、静岡空港から韓国の仁川空港を経由して、それからウランバートルの空港を出入りするということで計画しております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) それこそ国際交流協会ができたということで、今までの国際交流というと、どうしても行政レベルの相手方の行政市とこちら側の秘書課担当いろいろ話をした上で、例えばこういう学校の交流だとか、もちろん市と市の交流があったわけですが、今回はどちらかというと学校が中心になってというか、教育委員会が中心になってということで、向こうの窓口としては、先ほど言ったウランバートルは大きい町ですので、チンゲルティー区あたりとの区役所というか、そういったところとこの秘書課との窓口の交流とか、そういったものはされてきたのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) これまでにも市長、前市長ですけれども、市長が相手のモンゴル市に訪問したりしております。今後も、先ほど申し上げたとおり、市民のモンゴル友好委員会の方々が中心になろうかと思いますけれども、この方々の交流について、市としてできる範囲の中で御支援していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 今、島田第一中学校とここの私立の中学校と学校同士友好提携と。島田市にはほかにも子供たちもたくさんいるし、向こう側は1校だけでもいいかもしれませんが、こちらも島田第一中学校に限らず、ほかの子供たちとの交流とかそういったことももちろんこれから広がっていく可能性というか、そういったことも期待されているわけですか。 ○委員長(曽根嘉明) 濱田秘書課長。 ◎秘書課長濱田三郎) 今、御指摘のとおり、主に島田第一中学校を核として交流を深めていく予定で、今後、やはり多くの市民の方々もおられますので、機会をとらえて多くの方々と交流できるような方向にしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) それでは、ないようですので、次に企画調整課からお願いいたします。  大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 企画調整課から2点御報告いたします。  まず、1件目は、市長の所信表明や6月定例会での一般質問にもございましたまちづくり百人会議についてです。  表題に「島田市ゆめ・みらい百人会議の概要について」と書かれた資料をお配りしてありますので、そちらを御覧ください。  百人会議の名称は、「島田市ゆめ・みらい百人会議」とすることとなりました。これは、島田市の未来について市民の皆様の夢を大いに語っていただこうという趣旨からでございます。
     まず、設置の目的ですが、資料にもありますとおり、幅広い分野の市民の自主的な参加による市民主体のまちづくりを推進することを目的としております。また、まちづくり以外にも、設置の狙いとして、百人会議の活動を通して市の将来を担う人材を育成することも考えております。  百人会議を構成する委員の定数はおおむね100人以下で、全て公募によるものといたします。募集期間は来週8月15日から9月6日までの23日間となっております。委員の募集につきましては、「広報しまだ」8月号や市のホームページへの掲載のほか、FM島田などを活用する予定となっております。  会議の構成につきましては、資料の裏面にイメージ図がございますので、そちらを御覧ください。まず、全員が一堂に会する全体会、それから次に、テーマに沿って話し合う分科会、そして、会の代表や分科会リーダーなどで組織する合同会議の3つから成ります。通常の活動は分科会での話し合いが基本となります。  分科会のテーマは、今年度に限り市側から提示させていただく予定になっております。現在、策定作業中の総合計画後期基本計画の7つの施策の大綱をそのままテーマといたします。来年度につきましては、百人会議の中で自由にテーマを決定していただく予定となっております。  活動スケジュールは、ことしの10月19日、土曜日に初回の全体会を開催し、その後、各分科会において3回程度の話し合いを持っていただき、来年1月10日には取りまとめられた意見や提案を市へ提出いただく予定となっております。  そのほか詳細につきましては、お配りした資料を御覧いただきたいと思います。  次に、2件目ですが、総合計画後期基本計画の策定に伴うタウンミーティングの開催についてです。表題に「総合計画後期基本計画策定に係るタウンミーティングの開催について」と書かれた資料を御覧ください。  現在、市では、総合計画後期基本計画を策定中ですが、この計画の策定に当たっては、市民や地区、団体など、多くの方々の意見をお聞きし、計画に反映させていく必要があります。そこで住民アンケートを初め、さまざまな方法で御意見を収集することとしており、その中の1つが地区別に実施するタウンミーティングです。  お配りした資料の表のとおり、9月18日、水曜日の川根地区を皮切りに、全部で市内7地区においてタウンミーティングを実施いたします。タウンミーティングにはどなたでも参加でき、参加者の募集は「広報しまだ」8月号や各戸回覧のチラシ、市のホームページなどでお知らせいたします。また、自治会・町内会へも参加をお願いする予定となっております。  タウンミーティングでは、まず、市から、前期基本計画の実績や成果、さらに後期基本計画に盛り込む予定の主要事業などについて説明し、その後で参加者全員から、御意見、御提案などをお伺いする予定となっております。市側の出席者は、市長を初め、副市長、教育長、全部長を予定しております。  以上、企画調整課から2件について御報告いたしました。 ○委員長(曽根嘉明) 説明が終わりました。  委員の皆さん、ここで質疑等がありましたら、お願いいたします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 済みません、ゆめ・みらい百人会議ですが、公募のことで、申し込みのところに必要事項と応募の動機というのがありますが、1つはまず、分科会の7つのうちどれを希望するかというのも、当然、書いてありますか。7つのうち、どれを希望するというようなことを書きますか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 済みません、質問が聞き取れなかったので、もう一度お願いできますでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) 必要事項の項目の中に、先ほど7つの分科会があると言いましたけれども、自分はこの分科会を希望するというようなことを書く欄があるわけですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 申しわけございませんでした。申込用紙の中に第1希望から第3希望まで御自分の話し合いたいテーマを書く欄を設けております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) もう一つ、済みません。応募動機は何文字ぐらいで書きます? ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 何文字という指定はございません。ある一定の大きさの升が設けてありますので、その中に入る範囲で書いていただければと考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) 升は、このA4のどれぐらいの升ですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 応募用紙につきましては、「広報しまだ」に挟み込むというような形になっておりまして、A4サイズになっております。それの下3分の1から4分の1ぐらいの大きさの升が、応募動機を書いていただく欄になっております。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) なぜ今細かいことを聞いたかというと、もし定員より多い100人以上の応募があった場合、この前、議会で選考するというようなことを聞いたものですから、どの程度、動機を書かせるかと思って、今、聞いたわけです。ただそれだけでございます。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 募集に当たってさまざまな年代の人が1つの例えば班に入るようにしたほうがいいと思うのです。その辺は、こちらで選ぶときに、年代をうまくいろいろな年代が入るように調整するのか教えてください。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 応募資格18歳以上となっておりまして、上限はもちろん設けておりません。ですので、さまざまな年代の方が応募してくださると思います。選考についてですけれども、応募された方の数にもよりますけれども、余りにも多い場合には年齢の構成、あるいは居住地域の構成とか、そういったバランスを考慮して選考するというようなことを考えております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢) 応募者の資格、4のところで「選考を行う場合がある」と書いてあるのですけれども、これは地域、あるいは年齢等によってということですけれども、人数は100人以内ということですよね。それが多くても少なくても、こういう作業をやるのか、100人以内だったらそういうことは行わないということで考えているか、それはどちらなのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 定員おおむね100人以下としておりますけれども、上限については120人程度まではオーケーだろうと。少ない場合には、選考する必要はそもそもございませんので、選考することは考えておりませんが、その120人をオーバーした場合には、地域とか年代、そうしたもののバランスを考慮して選考させていただくということを考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) もう1点、定員100人以内であっても、非常に地域に偏りがある、あるいは年齢的に偏りがあるというような場合、それをある程度平均的な年齢、あるいは平均地域、この地区をもう少しというようなことでその地区にお願いするとかということをされるのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 人数が少なかった場合について追加でいろいろな形でいろいろなところにお願いするというようなことは、今のところは考えておりません。応募された方の地域だとか年代が偏ってしまっても、応募された方をうまいぐあいに分科会に、7つ分科会を設ける予定になっておりますけれども、そうしたところに割り振って、そこで活動していただくということを考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) 非常に今年度は基本計画の策定に向けてということでやるわけですし、また、期間が非常に短いというか、差し迫っていますよね。ですから、なかなか今言ったように地域性に偏りがあった場合に追加も難しいかなと思うのですけれども、来年以降のことを考えると、ある程度地域性も考慮した人数というようなことも、私はあってほしいと思います。これは私の意見ですので。  それからもう1点、この百人会議、それからタウンミーティングもやるわけですけれども、総合計画後期基本計画を来年の2月議会には案件として提出されるわけですよね。すると、非常に期間が短い中でそれをどう反映されるのか、非常に私はそこが無理というか、期間が短い中でそれぞれの意見を反映されることが本当にできるのか、そこの不安があるのですけれども、その点はいかがですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 今、委員御指摘の点はごもっともだと考えておりますが、市で考えている予定は、基本計画の素案を11月末までには策定し、12月にパブリック・コメントをかける、この12月一月間ですね、そのパブリック・コメントで出てきた市民の皆さんの御意見と、それから、この百人会議で提出していただく御意見を合わせて、最終的に素案の微調整というか、そちらに利用するというか、計画の中に可能な範囲で反映させていくと。それで、2月の議会の上程にぎりぎり間に合わせるというような予定を考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) タウンミーティングの中では、これらを説明するというようなことで書いてありますけれども、この百人会議の中でもそういう素案ですね、全体11月からということですので、それらも説明をされて、それに対して百人会議で議論してもらうのか、全くの白紙で議論してもらうのか、そこら辺によってもまた非常に違った意見等が出てくるのではないかと思うのですが、それはどうするのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) タウンミーティングは9月から始めるということですので、この時点では基本計画の素案というものはなかなかお示ししづらいと。ですので、現在、作業を進めている中で出せる情報の1つが後期基本計画に盛り込んでいく主要事業、これがたくさんありますので、これらについてタウンミーティングでは情報提供すると。それに対して御意見をいただくというようなことを考えております。  百人会議については、一月ぐらい日程が後ろになりますので、できれば後期基本計画の素案について、ある程度の部分については御説明をする予定でおります。それを示した上で、それに対する御意見をいただくと。何もないところから御意見をいただくのはなかなか難しいと思いますので、こちらからは素案の一部については説明をしたいと考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) 今年度のことについてはわかりましたけれども、来年度以降、この百人会議は、ある程度テーマを示した中で議論をしていただくのか、全くのフリーの中で百人会議の議論を進めるのか、それはどちらなのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) ことしについては、基本計画の策定作業中ということで基本計画について御意見をいただくことになっておりますけれども、来年度以降については、百人会議の中で自由にテーマ設定をしていただく。ことしの活動の中で、それぞれの百人会議のメンバーの皆さんが恐らく自分がテーマとしたいものが少しずつ定まってくるのではないかと期待しております。それでもって百人会議の中でいろいろなテーマを出していただいて、会議の中で自由なテーマを設定していただくというようなことを考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) もう1点、任期ですけれども、任期2年で「再任も可」と書いてありますけれども、これ、4年でも6年でも8年でもいいとするのか、4年なら4年とするのか、そこら辺はいかがですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 基本的な任期は2年でございまして、多くの皆さんにまちづくりにかかわっていただきたいというのが市の希望ですので、できればたくさんの皆さんに入れかわっていただければとは思いますが、再任は妨げないということですので、それは可能だと。ただ、長くなる形になりますと、いろいろな問題も生じてまいりますので、制限を設けるかどうかは今のところはまだわかりませんけれども、できれば長くなった方については、ある程度外に出ていただくというようなことを、どういう方法になるかはわかりませんが、そういう方向では考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) その点については、まだ決めていないということですけれども、最初からある程度はっきりしておいたほうが、ではもうあなたは3回やったからやめなさいよと言うのはなかなか難しいと思うのです。最初からこういう要綱の中にうたっておくほうが私はいいのではないかと思いますが、また検討してください。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 答弁はいいですね。 ◆委員(紅林貢) いいです。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 百人会議で、代表、副代表、各分科会のリーダーの選考というか決定方法はどのようにされる予定ですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 8月1日、つい先日ですけれども、8月1日に島田市ゆめ・みらい百人会議の要綱、設置要綱になりますけれども、告示をさせていただきました。その中では、分科会のリーダーにつきましては委員の互選になっております。代表、副代表についても互選という形になっております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 代表、副代表を互選ということは、全員の方が一堂に会した時点で決められるということで、ある程度こちらの市からどなたかに頼もうというような方はいらっしゃらないということで、全くフリーの段階から選ぶということですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 百人会議につきましては、先ほども御説明したとおり3つの会で構成されるということで、10月19日の第1回目については全員の方に一堂に会してもらう形になっております。その中で代表、副代表を定めることを考えておりますが、人数にもよりますけれども、100人集まった場合にはそれは難しいことも考えられますので、今から応募される方を、今、まだ応募が始まっておりませんけれども、そうした方を少し見させていただきながら、事務局側からお願いすることも考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 多分、相当の人数の方で集まると収拾がつかないというか、ある程度、意見をまとめられないかと思いますので、ある程度考慮された人選という形は必要であるのではないかと思いますので、お願いしたいと思います。  それともう1点、先ほどの紅林委員と逆なのですけれども、ことし1年やられて、さらに来年から入りたいという、年度途中で入りたいという方が出た場合は応募できないのですか。これは2年の任期ですので、来年から入りたいというような方は入れないということで解釈してよろしいですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) この百人会議の趣旨自体が、市民の自主的な参加によるということになっております。したがいまして、やる気のある人というか、参加希望をされる方については、その任期の途中であってもなるべく参加できるような形で、その辺については柔軟に考えていきたいと考えております。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) やる気のある方が100人集まってくれることを期待しながら、1つ、こういった公募の場合は危険性があって、先ほど地域の問題、年齢の問題、偏る可能性があるだろうなと。でも、そういった中でも、やる気のある人の意見ですから、そういった方の意見を尊重することは重要なことだと思います。  市の役割として、いろいろなところで公表、または経過をどんどん出されるわけですので、それに対する、この会議には参加しないのだけれども私もこんな意見もあるよというものを受け付ける形がつくられるかどうか、この会議に委員としては応募しないけれども、今の流れの中で私はこう思うという、そういった意見、パブリック・コメントとはまた違いますが、そういった意見を受け付けることも考えておられるかどうか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 今現在、そこまでは考えてはおりません。ただ、その百人会議の活動の内容を随時、さまざまな形で公表してまいりますので、それに対する御意見も当然出てくるだろうと。それについては、企画調整課、市のほうへお寄せいただければ、例えばそれを百人会議の分科会にフィードバックするというようなことは十分考えられますので、その辺についても、今後、少し考えていきたいと考えています。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) それこそこうやって行政が主体というか、声をかけて集めるのではなくて、金谷のコミュニティ委員会ではないですが、自分たちが自分たちの地域でというところを、それぞれ小さな団体であるとか、いろいろなところで話はされていると思うのです。自治会・町内会も実際やっておられるところもあるだろうと思いますし、そういった人たちの意見も何か百人会議の中に生かされるというか、正直言って、ここでやる気のある人以外の意見をどうやって吸い上げるかは大変重要なことだろうと思いますので、そういった各種団体、またはそういった地域のコミュニティで自分たちの地域について話されていること、町の将来について話されていること、そういった人の意見も、この会議の中に限らず後期の計画等を含めてフィードバックするというか、そういったことも期間が短いものですから大変ですが、できれば利用して考えていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 百人会議、ことしについては後期基本計画に対する御意見をいただくことが主目的になっておりますけれども、それ以外に、今、御指摘がありました百人会議以外の皆様の御意見についても非常に重要だと考えております。それにつきましては、タウンミーティングであるとか、あるいは、今考えておりますのは、既に実施しているものもありますけれども、市内の各団体、あるいは市内の企業、こういったところにも声を少しかけて、いろいろお話を伺わせていただくというような機会を設けたいと。それらについては、当然、基本計画の中に可能な範囲で反映させていくというふうに考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 議会とのかかわりというか、我々、自分から努力して市で公表されるものを見ながら、それぞれ、正直言って議会はいつも後の結果が出たところでどうだというか、一番つらいところですが、途中、後で何だと言わないような形の何か、我々も努力しなければならないのですが、中間的にまた12月の、2月前に一度こんな経過だというような報告もしていただきたいし、我々自身も議員の活動の中では、自分たちの後援会を含めた地域を含めて、百人会議ではありませんが、そういう活動をやっているのが1人の個々でいるというか、20人いるというような感覚なものですから、こんなことを言うと公務員だとか公職議員の方はとりあえず百人会議に入らないほうがいいと僕はいいと思うのです。要らないことを言わないほうがいいと思うのですが、ただ、議員としての活動の中でこういう将来の総合計画基本計画もそうですが、最後ではなくて途中でも発言する場とか意見を述べる場も考えていただければと思います。要望です。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 以前の議員連絡会で総合計画の策定について御説明をさせていただいたときにも少し言及しましたが、議案で最初に御覧いただくということではなくて、途中経過、まだ今、形になったものがございませんので、現時点ではまだお示しするものはありませんけれども、素案がある程度まとまった時点で議会には御報告し、御意見をいただくというようなことを考えております。 ○委員長(曽根嘉明) ぜひその辺は十分お願いしたいと思います。
     では、ほかにございますか。  河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 百人会議で、目的が市政運営をできることと、人材育成ですよね。一般質問のときにもお話はしたのですけれども、ノウハウといいますか、ただ応募だといって集められてきてとやると、ただ言いたいことを言い合って終わってしまうのが今までの大体のパターンなものですから、そうならないためにも、牧之原市のああいったファシリテーターでありますとか、ファシリテーターだけでは、あれは会議の運営だけなものですから、足らないかもしれないのですが、そういった会議運営について、来てくれた人についてもある程度の資質向上といいますか、そういった機会は必要かなと思うのですが、そういったことは何か考えていらっしゃいますか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 資料の1、設置の2つの狙いの中に人づくりというようなことが書かれております。百人会議の活動を通して市の将来を担う人材を育成するということで、これは参加すれば人が育つかというと、ただ単に参加しただけでは育っていかないと。  この会議の運営をする中で重要なものは、役割を担う人はファシリテーターと呼ばれるような人になるわけですけれども、現時点ではなかなかそういう人たちをこの百人会議のメンバーの中で見出すことは難しい。公募の中で応募用紙に、そうした役割を担っていただけますかというものも質問として1項目設けてありますけれども、なかなか期待できないと考えておりまして、今、委員の御指摘にもありましたとおり、先進地である牧之原市には、今、現時点で27人と伺っていますが、市民ファシリテーターの登録がございます。当初はそういう方々にお願いをして、ある程度ファシリテーターの役割を担っていただけないかということで、今、牧之原市と相談している最中でございます。  それがうまくいけば、会議を通してそうしたことを経験する中で、参加する百人会議のメンバーもどのような形でその会議を運営していったらいいかとか、どういう形でまちづくりを考えたらいいのかということを吸収していただければ、ある程度、その人づくりにもつながっていくのではないかと考えております。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) そういったやる気のある人が出てきても、結局、全体をどうしていこうかとなると、そこまで頭が回らないという場合が多いですし、最終的には役所が出してきたものを丸のみにしてやってしまうというのが、大体、こういう会議のパターンですよね。  だから、よほどこういったものをやることについての人材を育てることに力を入れないと、結局、やっても、そんなに収まるところに収まったなという感じのものしかできない可能性が高いのではないかと思いますので、牧之原市に見に行っていただくとか、そういうのもいいとは思いますけれども、それと同時に、地域性もありますので、同じことをやってもなかなかうまくいかないということがあるので、そういったことも考えていかなければならないだろうなと思います。  それと外部の専門家というのでしょうか、そういった方がこの中に何かしらアドバイスをするというようなことが書いていないと思うのですけれども、そういったものを入れていく考えはあるのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 理想とする形は、百人会議の中でいろいろ御発言があると思いますけれども、そうしたものに対して専門家の立場でお話ししていただく人を最初からそろえられれば、それが一番いいのかもしれませんが、ことしの場合には、とにかく市が策定する基本計画の素案に対して自由な御意見をいただくということですので、これから先についてはそういった方の役割が必要になってくるかもしれませんが、今のところは、当初は考えていないというような状況です。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) ことしの残り半年ぐらいのことについては、とりあえず行政のほうで考えている基本計画の素案を見せて、それについて意見を言ってもらうというのは、それはそれで、ことしについてはそれ以上のことはできないかなと思いますが、来年度、うまく立ち上げられるように、ことしの残りの段階でそういった研修的な人材育成的なことを今年度のうちに極力やっておくべきだと思いますので、その辺、また御検討いただければと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) これについては、来週ですか、募集が始まりますけれども、ふたをあけてみないとなかなかわからない、人材が集まっても、会議を開いてみないと、なかなかその会議の進行状況だとか、進め方、そうしたものもわからない状態です。ですので、今年度については、事務局側も手探りで進めていかなければいけないかなと思います。  その中で、今、委員御指摘のとおり、専門家の立場の方を入れたり、あるいは本当に人づくりのために必要な措置、そうしたものも次第に出てくるだろうと思っております。そうしたことを踏まえながら、来年度以降、本当の意味でまちづくり、人づくりにつながるような百人会議に仕立て上げていきたいと考えております。 ○委員長(曽根嘉明) よろしいですか。 ◆委員(河原崎聖) はい。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 資料要求なのですけれども、今回のこの応募の所定用紙、これを実際のものを見せていただければ、今、委員としても把握できると思いますので、もし準備ができているようでしたら、この委員会中にいただければと思うのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 今、「広報しまだ」に折り込むような形で印刷することで進めておりますので、その進捗のぐあいで、まだ恐らく素案みたいなものについてはありますけれども、応募用紙そのものについては、今、入手できるかどうか、時間をいただければと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) それともう1点、現在、住民アンケートの調査票は、多分、回収中だと思うのですけれども、これのアンケートの原本も実際まだ見ていないので、内容も把握したいと思いますので、これもアンケート用紙をいただければと思うのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 住民アンケートについては、今、集計中ということでございます。アンケート自体は既に実施しておりますので、残部があると思いますので、それについては配付するようにいたします。 ○委員長(曽根嘉明) では、ぜひそこら辺、お願いいたします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 活動スケジュールですが、ここに平日が入っていますね、金曜日。夜、要するに、このままぱっと見たとき、働いている人は手を引いてしまうというか、平日も入っていて無理だなと。だから、働いている人も何かその気になるように、例えば金曜日の場合は夜とか書ければ、そのほうが行きやすいのではないかと思うのですが、そこら辺、時間はありますか。金曜日の夜にやるとか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 多くの人に参加していただきたいということで、当初、土・日を中心に予定を組みましたが、会場の関係等がございまして、金曜日の夜を入れないとなかなか実施できないということで金曜日が入っております。もちろん、夜の時間ということで、広報については校正が間に合うかどうかわかりませんが、ホームページ等についてのお知らせ、あるいはFM島田等のお知らせの中では、参加しやすいような時間帯です、夜の時間帯ですというようなお知らせをすることにいたします。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) 平日は夜と書いておいたほうが来やすいのではないかと思いますので、書かないと昼かなと大体思ってしまうわけで、参加者が偏ると思いますので。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  では、ないようですので、次に政策推進課からお願いいたします。  森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 政策推進課から1件お知らせをいたします。お手元の資料を御覧ください。  まず、お手元の資料「農林家民宿の開業について」というタイトルの資料になります。  1ページ目が、カラーコピーの2軒写ったものです。その裏が、県内のこの農林漁家民宿の開業状況、そして県の基準、この農林家民宿の基準の資料、パンフレットの抜粋ですけれども、それが4ページついております。それからもう1枚、この2軒の農林家民宿のお知らせ、それから、その裏に位置図が載っているかと思います。御確認ください。  それでは、1ページ目の御案内ですけれども、今年度、予算でも平成25年度予算として農家民宿等モデル事業補助金という事業予算をつけさせていただいております。農林業に対する理解及び関心を高めることと、多様な交流の機会の創出によって地域の活性化を図るということで、モデル的に農林家民宿の開業の初期経費を支援する事業を行っております。  この事業を受けまして、本年、2軒の農林家民宿が開業準備をしております。今月、近日中に最終的な許可申請をする予定でおりまして、8月中に開業という予定になりましたので、この場をおかりしてお知らせしたいと思います。  この農林家民宿でございますけれども、略称余暇法になりますけれども、その中で規定いたします農林漁業体験民宿業という事業を行う民宿であるということです。関係法令を県のほうで基準化いたしまして要綱を制定して、それに基づいて行うものでございます。既存の住宅をできる限りそのまま利用して開業することで、初期投資も極力抑えた小規模な民宿ということでございます。  県のほうは、平成22年3月にこの要綱を制定しまして事業を進めております。本市では8月に、家山になりますけれども、塩本の地区集会所のところになりますが、水野さんという方が農家民宿「いつか」というものを始める予定です。それからもう一方、市尾になりますけれども、小澤さんが「ログみそら」という名称です。この民宿を始めます。  裏面を御覧ください。  県内の状況でありますけれども、平成23年度に浜松市天竜区で3件、平成24年度に3件、本年度、静岡市と川根本町で1件ずつと、2件開業ということで県内の状況がございます。本市で2件ということで、ふえてまいりました。  農林家民宿の位置、それから連絡先については、もう1枚資料をつけておりますけれども、一番最後のページに位置図をつけさせていただきました。家山から左方向、西の方向になりますけれども、進んでいただきまして塩本の地区集会所のところに農家民宿「いつか」、それからさらにその先、森町との境の手前になりますけれども、「ログみそら」がございます。この2件が開業いたしますので、お知らせいたします。  農林家民宿と申しますのは、余暇法に規定されておりますもので滞在していただくということで、滞在型のグリーンツーリズムを進めるものでございます。人を宿泊させることと、それから、滞在型の余暇活動をしていただくことで、農業体験、それから林業体験ということで農作物の体験の指導、あるいは農作物の加工、それから森林の案内、そうしたものが事業となっております。  以上、今月中に開業予定の事業につきましてお知らせ申し上げました。  済みません、地図がない資料が配られていたかと思います。申しわけございません。  もう一度、位置図を御覧いただきたいと思います。位置図については、家山のところから左のほうに、方向では西のほうになりますけれども、塩本の地区集会所のところに農家民宿「いつか」、それからさらに進んで森町との境手前になりますけれども、「ログみそら」が開業する予定でおります。近日中の開業を目指しておりますので、あらかじめお知らせ申し上げます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 説明が終わりました。  委員の皆さん、質疑がありましたらお願いいたします。  森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 1点、追加させてください。  この営業でございますけれども、もともと農業ですとか林業ですとかということで、本業がある方を前提としておりますので、営業も比較的緩やかになっております。したがいまして、お茶の時期とか、そういった時期については営業が行われないということがありますので、御了解いただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) では、委員の皆さん、質疑がありましたらお願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) ないようですので、次に空港振興課からお願いいたします。  鈴木空港振興課長。 ◎空港振興課長(鈴木将未) 空港振興課から3件お知らせさせていただきます。  まず初めに、お手元に配付させていただいた「富士山静岡空港及び空港周辺のにぎわいづくり事業」「富士山静岡空港石雲院展望デッキ4つの道をめぐるスタンプラリーの実施について」という資料と、あとパンフレットを1部用意しましたので、そちらを御覧ください。  これは、空港ティーガーデンシティ構想に基づき、空港と4つの道をめぐることにより、多くの方々に富士山静岡空港及び空港周辺の観光施設等を紹介し、空港のにぎわいを創出することを目的として実施するもので、今回で3回目となります。  主催は県と富士山静岡空港株式会社で、島田市は空港周辺市町空港共生協議会として、牧之原市、吉田町とともに協力します。そのほか、富士山静岡空港に就航している国際線のエアライン各社と周辺市町の企業や団体等が商品を提供する形で協賛しています。  ことしは川根方面へも足を運んでいただくために、大井川鐡道株式会社に御協力いただき、SLペアチケットを商品に加えさせていただきました。  期間は、既に始まっていますが、8月1日の木曜日から9月1日の日曜日まで、夏休みの期間ということで行っております。  スタンプのポイントは、島田市が蓬莱橋やお茶の郷博物館など10カ所、牧之原市が5カ所、吉田町が5カ所、ほかに必須ポイントとして、空港、石雲院、及び石雲院展望デッキの3カ所を設置しています。  そして、世界遺産登録を記念して、富士山を模した専用の応募用紙、お手元のパンフレットの中に応募用紙がありますけれども、そちらで各ポイントのスタンプを集めていただきますと、抽選で航空券や地元特産品などの商品をプレゼントします。お手元の応募用紙は、空港、県、関係する2市1町及び各スタンプポイントで配布しています。県のホームページや行政情報・広告モニターなどでお知らせしていますので、御覧ください。  次に、これもお手元に配付させていただきましたけれども、静岡空港を活用したまちづくり研修会が、9月27日、金曜日の午後2時30分から初倉地域空港対策協議会と市の主催により、初倉地域総合センターくららで開催されます。  内容は、前半が、県の職員によります富士山静岡空港関連の情報、それから後半が、静岡県立大学の岩崎教授に、地域に人を呼び込むこと、また、地域の企業や商店などが顧客をふやすヒントとなるような内容で講演していただきます。前半が多分30分ぐらい、岩崎教授の講演が1時間半程度を予定しております。これから初倉地域の方々に参加を呼びかけますけれども、委員の皆様にもぜひお越しいただきたいと思います。  それから3点目、これは資料はないのですけれども、県が今年度、平成25年度に行う空港関連の事業について2点ほど説明させていただきます。  1点目が、空港敷地内に航空機の格納庫が整備されます。場所は、ターミナルビル西側にP5駐車場があるのですけれども、その南側、空港の敷地に隣接しています、増設した小型機の駐機場の隣接地につくります。格納庫の大きさは、幅75メートル、奥行き50メートル、高さ19.3メートルで、旅客機やビジネスジェットなど5機程度を格納することができるものとなっております。これは、格納庫事業を実施する静岡エアコミュータ株式会社が整備するもので、ここで機体の整備のほか、航空機の運航支援などを行う予定です。工事は今年度中の工事と聞いております。早ければ今月中に工事が始まり、来年度4月から事業を開始する予定となっておりますが、スケジュールにつきましては前後する可能性があると聞いております。  2点目ですけれども、空港の新たな運営体制構築に向けた平成25年度の県の取り組みについてです。  昨年度、県では、先導的空港経営検討会議を設置し、有識者により富士山静岡空港の目指すべき姿を検討させ、その答申が出されています。その答申に基づき、県では今年度中にターミナルビルを取得し、平成26年度から指定管理者制度により空港施設について一元的に管理・運営を行うことを進めています。  そのため、ターミナルビルの増改築を含めた機能向上等の基本計画を今年度中に作成し、平成26年度から新たな運営体制をスタートさせるとともに、ターミナルビルの増改築にも着手する計画です。そして、最終的には空港の運営権を全て民間事業者へ譲渡することを目指しています。  以上、空港振興課からお知らせさせていただきました。 ○委員長(曽根嘉明) 一通り説明が終わりました。  それでは、委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) にぎわいづくりの事業で、空港周辺市町の空港共生協議会、これは川根本町は入っていないのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 鈴木空港振興課長。 ◎空港振興課長(鈴木将未) 2市1町、島田市と、牧之原市と、吉田町だけです。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 前回もそのようなことを言って、今回は大井川鐡道でSLチケットをやってもらって川根本町にも入っていただくということだったのですが、前回もこのスタンプラリーのときに入っていなければしようがないですが、大井川を軸とした意味でも、向こうのほうにスタンプのそういった箇所も必要ではないかということは言いました。  今言ったように、川根本町が入っていないということで、恐らく寸又峡とかあちらのほうまで行くことはないのだろうと思うのですが、できればそういった協議会の中で、川根本町に入れということはなかなか言えないですけれども、大井川を軸とした北側の方面も少し考えていただけるといいかなと。  これは強制的にでも行っていただくことが大事なことで、そこのスタンプを打ちに行くためでも行っていただくと、そこがいいところだとわかってもらえれば、また人が寄るという効果もあるものですから、ことしはもちろんこの計画はありますが、今後、もしこのようなことがあるようでしたら、ぜひそういったものを利用していただきたいし、あわせて、今度、フォトロゲイニングもやるようですが、あれの目的も、実際、行かないところに直接行ってもらうことが目的で、これもスタンプを打ってもらうためにそこに行ってもらって、そこを知ってもらうということだろうと思いますので、また今後、検討していただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 鈴木空港振興課長。 ◎空港振興課長(鈴木将未) 昨年度も御意見をいただいたのは承知しております。そこで今回は、まずは商品ということで、大井川鐡道に御協力いただきまして少しでも行っていただくということでSLのペアチケットを商品に入れさせていただきました。  どうしても範囲ということで空港ティーガーデンシティ構想自体が旧島田市、旧川根町と牧之原市、吉田町の範囲ということですので、どうしてもその辺、昨年度、少し県の担当、空港利用政策課にも意見があるよという話はさせていただきましたけれども、設定することは今回はできなかったものですから、今後も少し話をしていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) いいですか。 ○副委員長(大石節雄) はい。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) この事業で島田市の負担金はどれぐらいですか。 ○委員長(曽根嘉明) 鈴木空港振興課長。 ◎空港振興課長(鈴木将未) 市自体の負担金は特にないのですけれども、先ほどもありました空港周辺市町空港共生協議会は、市から実は年間7万円支出していますけれども、そのうち、1市当たり3万円以内ということで商品の提供をさせていただくことで、協議会で合計9万円以内の支出をさせていただくことにしております。
    ○委員長(曽根嘉明) よろしいですか。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) ないようですので、次に総務部総務課からお願いいたします。  杉村総務課長。 ◎総務課長(杉村嘉弘) 総務課からは、資料は特に御用意はしておりません。さきに御案内させていただきましたが、平成25年度の島田市平和祈念式典の開催につきましてお知らせさせていただきたいと思います。  平和祈念式典につきましては、恒久平和を願うことを目的にしまして、例年、開催しております事業でございます。本年度も8月15日の木曜日、午前10時15分からお昼ころまで開催する予定でございます。会場はプラザおおるりホール、内容につきましては、例年同様、黙祷、式辞、来賓挨拶、献花等を予定しております。  また、本年度のステージ発表につきましては、静岡市の学校法人星美学園、静岡サレジオ高等学校の生徒によります「おじいちゃんの命日」という朗読劇を予定しております。これは、内容としましては、静岡大空襲を後世へ伝えようという市民の有志が体験者への聞き取り調査を行いまして、それをもとに朗読劇を完成させたものです。静岡市内でB29が墜落して死亡した米兵に、市民の方々が怒りや悲しみをぶつけようとしたという実話がもとになっている朗読劇となっております。  そのほか、島田市少年少女合唱団の協力を得まして合唱することを予定しております。  また、この平和祈念式典と同時に、平和に関する展示を行っております。これは8月13日、火曜日から、16日の金曜日まで、午前10時から午後4時まででございます。同じくプラザおおるりの展示ホールを利用して展示を行っております。ことしの内容につきましては、「いまの子供たちが思う『戦争』と『平和』」というテーマで島田空襲の写真パネルの展示、それから市内小学校の戦争と平和に関する感想文、それから模擬爆弾、実物大の模型の展示、それから戦時資料等の展示ということで予定しております。お忙しい中ではございますが、御出席をよろしくお願いしたいと思います。  総務課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(曽根嘉明) 説明が終わりました。  この件につきまして質疑がありましたら、お願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) よろしいですね。  それでは、次に、島田市消防本部警防課からお願いいたします。  中惠警防課長。 ◎警防課長(中惠清志) 警防課から、9月定例会への上程を予定しています補正予算について御報告させていただきます。資料はありませんので、口頭で報告のみとなります。よろしくお願いいたします。  消防広域化の協議が再開され、静岡市の新たな提案によって、単独整備より共同整備のほうが安価となるメリットが生まれました。消防救急無線デジタル化の整備費と、消防総合情報システムの実施計画経費について、補正予算を計上させていただきます。  あわせて消防救急無線デジタル化の整備は、今年度から平成27年度までの約3年間をかけて整備を行うため、平成26年度から平成27年度までの整備費を債務負担行為として計上させていただきます。  なお、新たに議員になられた方もおられることから、8月26日の議員連絡会において今回の補正予算を含めた静岡地域消防救急広域化の現況を御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上、警防課から報告をさせていただきました。 ○委員長(曽根嘉明) 説明が終わりました。  この件につきましては、9月上程の案件でございますが、もし質疑がありましたら、お願いいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) ないようですので、それでは、3のその他に移ります。  委員の皆さん、当局の皆さんから連絡事項等がありましたら、お願いいたします。  大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 先ほど資料の要求がありましたけれども、ゆめ・みらい百人会議、それから住民アンケート調査の調査票を御用意できましたので、今から配付いたします。 ○委員長(曽根嘉明) 配付をお願いいたします。                  〔資料配付〕 ○委員長(曽根嘉明) 大石企画調整課長。 ◎企画調整課長大石保巳) 今、配付させていただいておりますけれども、緑のほうについては、住民アンケート調査の原本でございます。それから、ゆめ・みらい百人会議の委員の応募用紙がございますが、これは8月15日に発行いたします「広報しまだ」の8月号の、今、右下にページが入っていると思いますけれども、10ページということで、4ページの特集の中の1ページ分がこの応募用紙になっているということでございます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) もしこの件について質疑があったら、お受けしたいと思いますが、どうでしょうか。  では、これについてはまた改めて一通り目を通し願いたいと思います。  ほかに、委員の皆さん、ありますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) それでは、当局の皆さんは以上で終了となりますので、御苦労さまでした。この後、陳情審査がありますので、関係職員を除いては御退席をお願いいたします。  暫時休憩いたします。                                休憩 午前10時38分                                再開 午前10時45分 ○委員長(曽根嘉明) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの消防本部警防課からの説明の中で一部訂正がございますので、先にそちらの訂正を中惠警防課長からお願いいたします。 ◎警防課長(中惠清志) 先ほど御説明しました総合情報システムの実施設計を「実施計画」と言ってしまいました。訂正を「実施設計」ということでお願いいたしたいと思います。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) わかりました。中惠さん、御苦労さまでした。  それでは、陳情審査を始める前に、本日お越しいただきました陳情者を御紹介申し上げます。  それでは、事務局からお願いいたします。  北川次長。 ◎事務局次長兼庶務係長(北川博美) それでは、きょうお見えいただきました陳情者の皆様を御紹介申し上げます。  代表に芝田令子様でございます。 ◎陳情者(芝田令子) 芝田です。よろしくお願いいたします。 ◎事務局次長兼庶務係長(北川博美) それでは50音順で紹介申し上げます。  次でございますが、杉山宣子様、次に広瀬美知子様、次に四ツ谷恵様でございます。  今、少しおくれておりますが、大石嘉子様が少しおくれているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(曽根嘉明) それでは、本日のスケジュールについて説明いたします。  本日の陳情審査の進め方ですが、最初に陳情者からこのたびの趣旨説明を行っていただきまして、次に、質疑にあわせ、委員相互の意見交換、協議を行い、そして採決まで行う予定でおりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより「島田市民病院『まちなか移転』白紙撤回を求める陳情」を議題といたします。  それでは、陳情者より説明をお願いいたします。  芝田さん、お願いいたします。 ◎陳情者(芝田令子) 島田市のばらの丘に住んでおります芝田令子と申します。どうぞよろしくお願いします。  この提出の関係なのですけれども、まずこれを申し上げたいと思いますけれども、6月12日付ということで議長宛てに私たちのまちなか移転を考える会として出させていただいたわけですが、これは実際に行ったのが、市議選、市長選のときなのです。ですので、どちらの方が当選するかわからない中での、今まで桜井元市長が提案し、進めていこうとしたことに対して、皆さんの気持ち、憤りが入りまして、こういう陳情書になっているということをまず承知していただきたいと思います。  ですので、陳情趣旨の中では1行目、「島田市では、市民病院の移転先として(中略)と決めようとしています」というのは、多少ずれが出てくるかと思いますが、これからやろうとしている事業ですので、それ以降はこの陳情書を読ませていただいて、これで皆さんもきっと読んでいただいて頭の中に入っていらっしゃると思いますけれども、もう一度読ませていただいて説明にかえさせていただきます。  移転先がまちなかでは、1)敷地面積が狭く、外来患者や職員、訪問者の駐車場の確保が難しいこと、2)高層の建物となり、非常時の患者の移動や災害時の受け入れスペースがとれないこと、3)来院者などが買い物をして中心市街地が活性化するかどうかも疑問であること、そういうことを初め、さまざまな問題があることが、パブリック・コメントの中でも出されましたが、あります。候補地が旧ジャスコ跡地周辺と島田市役所の敷地の2つだけというのも理解しがたいものです。現地建てかえも選択肢に入れるべきと考えます。ここも少し現状と変わっていますが、その当時のものです。  さらに、示されていない建設費についても、現地で幾ら、旧ジャスコ跡地周辺で幾ら、島田市役所敷地で幾らという比較資料を示すべきと考えます。  市民の命と健康を守るために今必要なことは、島田市民病院の提供すべき医療、果たすべき役割、あるべき姿を市民の前に明確に示すことです。  以上を踏まえ、私たちは市民病院のまちなか移転は白紙撤回することを求めます、というのが趣旨です。  陳情項目。  一.市民病院の「まちなか移転」は白紙撤回すること。  一.市民病院の建てかえ場所については、市民合意で進めること。  ということで陳情させていただきました。 ○委員長(曽根嘉明) そのほかの陳情者の皆さんで、まだ補足説明等ございましたら、お願いしたいと思います。  四ツ谷さん、お願いいたします。 ◎陳情者(四ツ谷恵) この間の陳情のこの件に関して傍聴したときに、この常任委員会での話し合いを聞きました。そのときに、なぜ今なのかということをおっしゃった方がいらっしゃったと思うのですけれども、先ほど、芝田さんから言ったように、選挙前の2カ月、そういう選挙の前の私たちの署名活動、皆さんの思いを署名に託したというところがありまして、結果は、白紙撤回を表明した染谷さんが市長となられたわけですけれども、やはりその時点ではわからなかったわけですから、その思いはぜひ酌んでいただきたいということなのです。  もう一つは、まちなか移転でも、賛成の方もいっぱいいらっしゃるのではないかという声もあると言う方がいらっしゃったと思うのですけれども、あくまでこの陳情書は、それを白紙撤回にして、もう1回ちゃらにして、そして皆さんの意見を聞く、今の市民病院の跡地も含まれた、そうした形で私たちはこの陳情書を出しているので、それはまちなか移転に賛成していらっしゃる方はそれなりの行動は示されていくと思うのですけれども、私たちはあくまでこの白紙撤回という趣旨のもとでの陳情書ですので、それをもとに議論をしていただきたいということなのです。  私たちがこの段階でこれを出したのは、おくれたかもしれませんけれども、今さらという思いが皆さんの中にあるかもしれませんけれども、この思いは、今の現市長である染谷市長をもっと後押しするという、そういう立場でこの趣旨をくんでいただきたいということを申し上げたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) ほかの方、ございますか。  芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 委員の皆さんから御質問をいただいてから。 ○委員長(曽根嘉明) 一通り趣旨説明を聞いた中で。 ◎陳情者(芝田令子) 今、大体はこれから言わんとするところは言っていただいたのですけれども、皆さんの意見というか、質問していただいた後でまた。 ○委員長(曽根嘉明) 趣旨説明が終わった時点で、これから委員がそれぞれ質問させていただきますので、よろしくお願いします。  では、今の趣旨説明でよろしいですね。 ◎陳情者(芝田令子) はい。 ○委員長(曽根嘉明) では、ただいま、趣旨説明は陳情者から伺いました。  では、委員の皆さん、質疑がありましたら、お願いいたします。  森委員。 ◆委員(森伸一) 趣旨には、当然、賛成をしていますが、それで今、選挙前にこれを署名したということもお聞きしましたが、ただ、今の時期で、この前の6月議会で白紙ということを市長も言っているし、うちの質問に対しても白紙でやりましょうということになっているし、一番大変だったジャスコの跡地も、先月、説明会がありまして、マンションになるということで11月から工事も始まるという、そこまで来ているわけで、結論というか、そういう流れの中で、再度、さてこの陳情書というか、それはどういう意味づけがあるのかという気がするのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん、お願いします。 ◎陳情者(芝田令子) 皆さんが、今、頑張っていらしてくださるのですけれども、そういう中で染谷さんの公約というか、白紙撤回というところに賛同する方が大勢いらして染谷さんが市長になられたという経過があると思うのですけれども、そういう中で皆さんも推されて議員になられたということがあるわけですけれども、そういう中で、こういう500人ですけれども、この思いを、はっきり市長が言ったからといってその思いを断ち切ってしまうことは、市民を大事にする市長だとすると、大変外れてしまうのではないかと思うのです。時期的に市長がはっきりそういう方向を示したからいいのだということではなく、市民の意見は大事にしていただきたいと思いますし、そういう陳情があったら、ぜひ採択していただきたいという、そういう思いなのです。  ですから、一人一人の市民を大事にしていただきたいという思いで、これがもう決まっているからいいのだという問題ではないと思うのです。ここのところで皆さんの思いを、では私の思いはどうなったのというこの人たちの思いに応えてやるべきではないかと思うのです。私たちの会もそうだし、皆さんの議会もそのようにお応えする、そして市長も、これからこういうことをやっていきたい、あなたたちと同じ意見ですよ、ですので頑張るから皆さんも応援してくださいと、そういう姿勢でなくてはならないのではないかと私は思うのです。ですから、ぜひ採択をお願いしたいと思うのです。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 文面のことでお聞きします。  時期的なもの、いろいろなものがありましたが、ここで旧ジャスコ跡地周辺、または島田市役所の2カ所、こういうところと決めたこと自体がおかしいから白紙撤回してくれということで、ただ、それはわかります。この「まちなか移転」という「まちなか」とは、この2カ所を指しているのか、「まちなか」が一体どういう定義なのかという、それが理解できない。  なぜかというと、もちろん白紙撤回は、我々、市長の言葉もあったし、いろいろな部分も含めて理解はしています。我々も特別委員会をつくって、ゼロから市民の声を聞いて議論していこうと。そういったときに、この「まちなか」というものがひっかかるわけです。それも選択肢の1つとして我々は議論しなければならないでしょう。恐らく市長もそれは話をしなければならないと。ですから、この「まちなか」の陳情者の皆さんの定義はどういったものなのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん、お願いします。
    ◎陳情者(芝田令子) 最初にこの問題が出たのは3年前ぐらいですか。最初に出たのがジャスコ跡地、桜井元市長が。後から市役所ということだったのですよね。私たちが考えるのは、「まちなか」というのは、ジャスコの跡はまちなかだなと思うし、この幾つか挙げた問題の中の3つがそうなのですけれども、これはまさにジャスコの中のあそこに入ると思うのです。私自身も、そこがものすごい危惧していたのです、こういう問題、駐車場の問題、それから非常時にどうするか、騒がしくなる、あそこだったらそれでも理解して皆さんいらっしゃることがあるわけですけれども、でも、市役所というと、また「まちなか」とは外れていると思うのです。  ですので、何となくこれ、私個人の話をしてしまいますけれども、後から取ってつけたように市役所の跡地と、1つではまずいからもう一つ挙げたと、そういうふうな感じに受け取れて、「まちなか」というと、にぎわいのあるまちなかをどのように発展させるかというものを含めたあの「まちなか」だ、本通りだと思うのです。皆さんも多分そうではないかと思うのです。定義という御質問でしたら、そういうふうになります。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) そこで、これから我々、また議論しますけれども、白紙になったわけですから、「まちなか」の定義づけがひとつこれから議論するときに、この「まちなか」という言葉が足かせになって、今、ジャスコのところを言っているわけではないですが、ほかの部分も含めて、要は選択肢の中に入らない危険性があるかなというようなことを感じたものですから、今、「まちなか」の定義は大変難しいと。ジャスコの跡地だけだよということであれば、それに集中した陳情書の内容ならまだ理解できるのですが、すごく枠が大きくなってしまったものですから、そういうところで私は今、疑問を持って、これから委員と議論しますけれども、そういった意味で「まちなか」の定義づけ──定義という言葉はおかしいですが、質問させてもらいました。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 今の関連で、皆さん、基本構想が出ましたね。あれを御覧になっていますか。あの中で「まちなか」というのは島田駅から1.5キロメートル圏内という定義がされていたのです。まずそれと一緒かどうかというところの確認からさせてください。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 一緒かどうかというところまでは議論はしませんけれども、例えば今の市民病院の跡にもし建てるとした場合、そして、ここの市役所の跡、それからもう一つ、金谷のほうでしたか、あるわけですけれども、そのときに私たちが陳情している中身のこの問題はぴったり当てはまるかどうかということなのです。  敷地面積が狭くて、外来患者や職員、訪問者の駐車場の確保が難しいと。今の市民病院ですと、900台の駐車場があるということでしたけれども、ジャスコの跡はそんなにない。そして、ここだったらどうなのかというようなところを考えたときに、まちなかを全部1.5キロメートルの範囲の中でまちなかの判断がそうだということで当てはめることはできないのではないかと思うのです。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) とりあえずその1.5キロメートルで考えたらどうかと、その確認だけしたかったものですから。  私は個人的には、3年前の9月だったかな、そのときの議会の答弁で初めて出てきた話だったと記憶していますけれども、その当初から、ずっと重要な問題になるから、これから建設予定価格も出てこないのもずっと問題にしてきたし、ジャスコのところのあれには反対をしてきました。ですので、その思いは皆さん方と同じですし、ある意味、それよりもずっと前からやってきたことなものですから、今回、市長がかわったことによって、あの話がとまってよかったなというのは人一倍思っているつもりです。  ただ、意見書とか何とかだったらあれですけれども、こういった陳情書という形で出てきますと、それなりに重みがあるのです。それで、これで出してくることによって、どういった結果、成果を求めるかというところがあると思うのです。  それを考えますと、もう出ているのです。これは選挙前の、ことしの2月の議会に出していただいていれば、うちらも一緒になってという感じになるのですが、結果が出ているものについて改めてこういうことをやる、こういうことというのは、陳情書という一定以上重みのあるものを改めて出すという、それから、「まちなか」という言葉の定義が今ありました。そうなってきますと、前に出てきた東海パルプの横井工場の問題とか、ああいったところの本当に更地になれば、ああいうところはかえっていいのではないかという気もあるし、場合によっては、いい悪いは別にしても、検討は候補地のところには出してもいいかなとは個人的には思ったりもするのです。  だから、そういった意味で「まちなか」という言葉の定義づけもはっきりしないですとか、その辺のところは戻れるだけ意味があると思いますし、五百何名の方、この後ろにはもっと多くの方がいらっしゃると思いますし、その気持ちはもう非常に感じているつもりですが、こういった陳情書という形では、今の時期にというのは個人的には抵抗があるのです。とりあえず。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 重みの問題としては、請願書、陳情書といろいろありますよね。市民の皆さんがお願いするものについて、どれも重みがあるわけですけれども、また請願書とは違った重みがあるわけです。重い、軽いといったら、請願書のほうが重いとは思いますけれども。  ただ、本当に市民の皆さんの気持ちを今の委員さんがおっしゃってくれているならば、その思いを皆さんで考えていただいて、採択のほうへというのが私たちの願いですし、東海パルプの跡ということですと、大体すごく広い敷地でとかということになると思うものですから、ここら辺とは違ってくると思うのです、この1)、2)、3)の問題とは違ってくると思うものですから、市長がおっしゃるように全てそれは白紙に戻してやる中で皆さんで検討していただきたい。その検討する中でこういうことを考えていただきたいと思うものですから、私たちの思いをもし受けとめていただけるのだったら、時期とか何とかではなくて、ぜひそこの時期問題は、今、先ほど説明したことを踏まえて考えていただきたいと思うのです。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 思いを受けとめるということでは、それはいいのです。  ただ、思いというだけではなくて、これを取り上げることによって具体的な結果は何を求めるかということを我々は問われていると思っているものですから、そういう意味では、皆さんが求めていらっしゃるような結果は既に得られていると思うのです。事実、少なくともここに出ている内容につきましては。ですので、今の時期にこれを改めてということについては、思いを受けとめる、受けとめないと、ほとんどの人は受けとめると思いますが、我々がここでこの陳情そのものをどういうふうに取り上げるかは、また別の次元の判断があるわけです。その辺を御承知おきいただければとは思います。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 今の御説明で思いというか、どのようにやるかということはわかりましたけれども、ただ、どのようにというか、その思いは、今のこれからやろうとしている中に入っているとしたら、なおさら私たちがこれをこういう思いでいますということを今の市長に聞いていただく、応援していますよという意味も含めて議会で採択することは、市長のやり方に賛成しているのだ、後押しするという意味も含まれるのではないかと思うのです。  ですから、ここのところで切らないで、そこのところで市長にも、市長は本当に市民の皆さんの声に耳を傾ける、聞きたいという姿勢でいらっしゃるから、そういう点でもぜひ議会の中で、議長宛てに私たちは出していますけれども、いい方向に持っていっていただきたいと思うのです。河原崎さんがおっしゃったことはわかりましたけれども、そういうことがどのような結果にという、それが出ているのではないかということはわかりましたけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) まちなか移転ということで、今、いろいろお聞きしましたけれども、ジャスコの跡地については反対だということだろうと私は理解したのですけれども、我々もそういうことで、私個人はあそこで果たしていいのかという思いでずっと来ていましたし、御存じのように、今、それぞれの方がおっしゃったように、市長がまちなか移転、ジャスコの跡地へ新しい病院を建設することは白紙撤回するとはっきり明言しているわけです。我々議会としても、議員全員の参加で病院のことについて考えましょうという特別委員会を立ち上げるということで、きょう、初会合が午後にあるのですけれども、ということになっています。その中では、病院の現状、それから将来あるべき病院の姿等も十分議論して、議会は議会として結論を出し、提言をしていこうということになっています。  それらを踏まえていく中で、市長が白紙撤回だというその結論の重み、市長がそういう決を下したという重みを踏まえて、我々議会としても、ではそれでいいのだということではなくて、議会は議会として、くどいようですけれどもしっかり病院のあり方を考えていこうということですので、皆さんの思いは、当然、その中に反映されていくと考えています。  そうすると、今おっしゃったように議会の中でもしっかり反映してほしいということですけれども、我々がこれを採択する、これから皆さんがどういう議論をするかですけれども、結論が出ている、市長がはっきりそうやって白紙撤回だと明言されているものに対して、再度、議会としても白紙撤回を求めるということが果たして適当であるのかどうかということを私は非常に疑問に感じています。これは私の個人的な意見になるのかもしれませんけれども、我々はそういうことで今後とも十分に議論をするということでありますので、反対に我々としてはそういうところもしっかり理解していただきたいと申し上げます。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 皆さんの姿勢と努力しようとしているのはすごくよくわかりますし、そういう方向でぜひ私たちもやってもらいたいわけなのですけれども、この陳情をここで採択するのはどうかと思うというところが、市民の皆さんの思い、「思い」と言うと誤解されるかもしれないですけれども、こういう具体的な行動をそこでストップしてしまうのではないかと思うのです。  これからもいろいろな陳情とか請願が出てくると思うのですけれども、それも議会運営委員会でやって、それから委員会にかけられてということがあると思うのですけれども、それを全て蹴ってしまうことはしないと思うのです、これからも。今までもそうでしたでしょうけれども、ある程度は議論をして、本会議で採択されないとしても、委員会としてはそういう方向でやるにしても、皆さんもこういうふうに考えて行動しているのだ、みんなの願いがここに出ているのだということは重いと思うのです。  ですから、そこのところできちっと、皆さんもこれから努力してもらってそういういい病院、それから、場所も考えていただくことは、一番、私たちが望むことですけれども、それに市民の声が、具体的な行動がここにあるのだということを、これは反対しているわけではないわけですから、反対しているなら取り上げられるのかどうかということにもなってしまうのですが、請願とか陳情は、そこで取り上げてほしいというのがあるのです。そこで無視してしまうことは、議会としても問題ではないかと思うのです。  ですから、ぜひ皆さんのやろうとしていることとしては、私たちが願っている方向ですけれども、ぜひ委員会の中ではそこは具体的な市民の皆さんの行動として考えていただきたい。いい方向に持っていっていただきたいと思うのです。はねてしまうのでなくて、やっていただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん、お願いします。 ◎陳情者(四ツ谷恵) 先ほど河原崎委員からも時期的な問題とか、それから紅林委員から、反映されているからいいのではないかと。形式的な見方だなと思うのです。  だから、ここの常任委員会でどういう態度を一人一人が示していくかが問われていると思うのです。結果として新しい市長が生まれて、公約を実現するために当選したわけですけれども、では、ここの常任委員会一人一人がどういう態度を表明するかということが問われてくると思うのです。だから、先ほど言ったように562名の重さは、形式的な問題ではないということを理解していただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) 言葉を返すようで申しわけないのですけれども、我々も決してこれを市長がそういう結論を出しているから軽視するという意味で言っているわけではないのです。結論が出ているものに対して、我々としてこれを採択することがどうなのかなということを言っているのであって、そこを決して軽視をしているのではないこと、そこは理解していただきたいと思うのです。市長が明言していることに対して、我々はどうとらえていかなければいけないか、それと、もちろん皆さんのこういう気持ちは十分重視していきますけれども、そこをどういうふうに我々として考えていくということで申し上げているだけであって、結論が出ているからいいのではないかと、そういうふうに軽視するという考えではないということを申し上げます。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 裁判に関わったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、裁判を起こすときに訴えの利益というものもありますよね。訴えることによってどのようなことを実現したいかという、その訴えの利益。  議会の立場としては、ある意味、陳情の審査はそういった意味からいきますと、訴えの利益が弱いかなと。だから、おっしゃっている中身について否定するものでも何でもありません。思いの重さもある程度以上は理解しているつもりです。ですが、この陳情についての扱いが、その思いを理解する、しないとは別次元でしなければならないものなのではないかと考えられるのではないかということも御理解いただきたいというだけのことであります。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん、お願いします。 ◎陳情者(芝田令子) 裁判を起こすときの利益の問題、それから陳情書、請願書を提出するときも、もちろん利益はあると思うのですけれども、そういう思いをわかっていただいているのだったら、ぜひいい方向へ、皆さんの良識はうんと今の発言などでわかりましたので、ぜひそういう方向へ持っていっていただきたい。それが利益というのは既に出されていても、この陳情した皆さんの声をもう一つは大事にするという意味でも、ぜひお願いしたいと思うのです。皆さん、そう思っていてくだされば、それは別に非採択ということにはならないような気がするのです。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 気持ちはわかっても、態度が違うという難しさです。先ほど、言った文面の問題なのです。  我々、これから市長もそうですし、議会としても白紙として、ゼロから市民の声を聞いて、規模、場所、どんな内容にするのか、全てもう一度議論しようということで特別委員会を設けると。そのときに、先ほど言った「まちなか」という言葉が選択肢として狭められるということ自体が、我々の、また市長の判断の議論を狭めることになる可能性があると。  だから、先ほど言いました「ジャスコの跡地」云々ということだけならば、そういう文面ならば理解できるけれども、「まちなか移転」という言葉だと、一つにはもしかしたらという、全然考えていませんけれども、いい場所があった場合も、それも否定してしまうわけですよ、これを採択した場合は。ですから、そういった部分で先ほど「まちなかの定義は何なのですか」ということを聞かせてもらったわけですけれども、今、議会としても、市長の答弁にしても、これから皆さん、今、説明ですから、当局側は今来ていますので、当局側の考え方も含めて我々は聞いて審査しますけれども、これを採択すること自体がこれからの議論の幅を狭める危険性があることを私は感じているものですから、先ほど「まちなか」の定義ということを言わせていただきました。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 大石副委員長が先ほど質問されたことなのですけれども、「まちなか」の定義ですね。私が説明したのでわかっていただけましたか。 ○副委員長(大石節雄) わかっています。ただ、文面では、それがとれないものだから。 ◎陳情者(芝田令子) そうすると、文面がとれないからということで質問を受けたわけですので、そして説明させていただいた。それでわかっていただければと思うのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) ここでの議論は、もちろん会議録に載りますけれども、この文面を採択するかしないかと我々は審査しなければならないのです。これがどんどん歩くわけですよね、もし我々が採択してこれから本会議をやった場合。ですから、そういった部分では、まだ疑問ですねということです。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 言葉を返すようで悪いですけれども、「まちなか」の定義が1.5キロメートルということであるならば、そこの範囲は大石副委員長も御承知していると思うのですけれども、それで具体的にこうなのだということを先ほど申し上げたのですけれども、別に1.5キロメートルというあれがあるのなら、文章的におかしいということにはならないのではないかと、私個人ではそういうふうにとらえて、そういう説明をさせていただいたのですけれども、まず不安になるのはそういうところなのだということでさせていただいたのですけれども、そういうことがきちっとされているならば、それほど問題はないのではないかと思ったのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) まちなか集積医療の基本構想自体はなくなってしまったのです。その定義もなくなったのです。あれは白紙になったものですから。それを引っ張り出して出すこと自体がおかしくなってしまうものですから、あれはなくなったということで市長が明言しているわけですから、委員会もなくなりました。  そういった意味で、この「まちなか」という言葉が表に出た場合、理解される方は何だよと、あそこはおかしくないかと、そうとらえられると、我々も議論のしようがないわけであって、先ほど言いました562名、その後ろの方にもいろいろな多くの方の意見があると。我々の議論の中では、全然違う反対側の議論もあるわけなのです。ジャスコ跡地云々ではなくて、「まちなか」というものを求める人も中にはいるわけです。そうした人たちの意見も聞きながら今後決めていかなければならない、それが白紙に戻ったということなものですから、そういう議論もしなくてはいけないということで、なかなか「まちなか移転」ということをまず、そういう言葉で白紙にすることがなかなか難しいかなと思ったわけです。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) おっしゃることはわかりますけれども、まちなかがいいよと言う方については、委員でそういう声をお聞きいただければ結構なのですけれども、私たちはまちなかは白紙だよということで陳情しているものですから、大石副委員長は非常にこだわっていらっしゃいますけれども、そういうことを嫌ですよ、白紙撤回ですよというところの人たちというところでとらえてほしいと思うのです。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) これは白紙撤回ですからね。反対ではない。だから、白紙ということは、この前の議会でも議員の幾人かの人が、例えば今の東海パルプの横井工場のあそこはどうかとかというように、みんな、候補はどうですかという質問に対し、全て白紙だから候補地としても言えません、白紙ということはこれが候補に当たるどうのということは今言えませんというような答弁でずっと議会でも来たわけです。ですから、白紙ということは、まちなかであろうが、どこであろうが、全然、今はわからない。だから、この一番下に書いてあるように、場所についても市民合意で進めようということをこれからやるということでいいと思うのですが、だから、白紙だから反対ではないということがわかれば、白紙ならやれるのではないか。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 今、森委員がおっしゃったように、白紙ということは全てが候補に挙がるのだろうなとこれから思うのですけれども、そういう中で市民合意で進めてほしいというのが大きな陳情項目の1つになるわけですけれども、情報公開とか説明責任とかとあると思うのですけれども、そういうものをやりながら、ぜひ進めていってほしいと。とりあえずは白紙撤回をしてほしいということで森委員がおっしゃった……。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん。 ◎陳情者(四ツ谷恵) ある町では、まちなか移転もありなのですよ。そこですごく病院がとてもその町全体の中心として機能しているところもあります。でも、この島田市は、そうではないのではないかということで、結果はそう出たのですけれども、これからの問題として市民合意を重視してほしいということをつけ加えていきたい。  先ほど言ったのは「軽視」ではなくて、「形式的」と言ったのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 今、森委員が言われたまちなか白紙撤回は反対ではないので、それは理解しているのです。ただ、文面の中で難しいのです。「移転先がまちなかでは」という言葉で言われているということは、否定しているわけですよね、1)、2)、3)が。だから、そういう文章は意外と、我々はおかしいですが、文章で審査する立場ですが、一般の人が議会としてそれを認めたということはまちなかを反対したととられてもしようがない文面なのです。幾ら説明してもですよ。ですから、そういったことで「まちなか」という言葉はなかなか難しいと私は思う。  重たいのです、議会で決めたということは。ということは、我々も議論していく上で、それを外して議論しなければならないと言われてもしようがなくなってしまう可能性もあるというだけで、本当に特別委員会でこれからゼロでいろいろ議論します。今後、まちなかも含めて島田市全域、市民の意見を聞きながら何が一番市民にとっていい病院なのか、どこが一番いい場所なのか。もちろん、我々も含めて市民の合意を得るために努力しなければならない。これは議会も行政側も同じ立場に立ってスタートしようとしているわけですので、その議論にもし少しでも足かせになってしまうと、この文面を受け取られる方によりです、いろいろな方が受け取られるわけですから、そういった文面での採択は私は難しいかなということを先ほど申し上げているだけで、森委員が言う意味で理解してくれる人ばかりならいいですけれども、反対しているのではないのだと、白紙撤回をやってくれということなのだという、そういう趣旨の文面だったらあれだけれども、ひっかかるところもあるかなという感じがするわけです。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今、四ツ谷さんもおっしゃいましたが、駅周辺に病院を移されたというところも、私も視察に行かせていただきました。それと現地建てかえ、現状の建物の上にそのまま新しい病院を建ててどんどん増築していくというような岐阜市の病院の実例も調べさせていただいた。  そういうような形で、いろいろな方法はこれから出てくると思います。その中で、まちなかをもしかしたら皆さんが要望されるような危険性がないような方法がこれからいろいろ立てられるかもしれないということで、まちなかでも十分、皆さんのこういうような危険性とか心配されることも、解決されるような方法ももしかしたらとれるかもしれませんので、いろいろな、私もまちなかは災害が発生したときのトリアージの問題、今の道路の問題等あるとは思います。しかし、いろいろな形でいい候補地が出てきたとか、東海パルプがもしかしたら万が一撤退して、大きな敷地が中心市街地に提供されるような場合等も今後考えられるので、今回、この「まちなか移転」という単語が入っていること、それと、前文の中でジャスコ跡地、市役所敷地のどちらかに決めようとして、しかしながら移転先がまちなかではという、このまちなかのジャスコ、市役所敷地という2つを前で述べられていると、その周辺という形を、今後、白紙撤回の中で候補地の中で挙げないでくださいという要望が入られているような意思を感じられているのです。しかしながら、今後、病院建設に対しての特別委員会の中でもいろいろな要素を考えながらいった場合に、もしかしたら可能性も出てくるのではないかという、いろいろなほかの地域での実例も見ながらやっていきたいと思いますので、そこは皆様の562名の意思は感じてはおりますが。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん。 ◎陳情者(四ツ谷恵) 問題は、そういう考え方は私も認めます。ただ、島田市の場合を考えているのです。それで、あと財源の問題、これが一番ネックになるのです。だから、最後のほうにこういう資料を提供してくださいと。今まで出なかったわけですね。それを今度、新しい市長になってどんどん開示されてくるのを私たちは期待しています。ですから、費用対効果の問題なのです。だから、そこもしっかりと加味した段階でそういうのが可能であればいいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 今の四ツ谷さんのお考えも、私としては志太地区の広域連携も視野に入れたと市長も御答弁がありましたけれども、例えば藤枝市、焼津市、島田市、牧之原市を合わせて一つのサテライト的な大きな病院を建てて、各市町が緊急的な第一次医療をして、それから総合病院に行くというような形も今後考えられるかもしれません。そういう場合、いろいろな考えもあると思いますので、そういった場合には費用対効果、または建設費、いろいろな要素も出てくると思いますので。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん。 ◎陳情者(四ツ谷恵) 費用対効果と私は言ったのですけれども、そればかりではないのです。いかに住民の人たちのサービスが提供できるか、命を守るかという、そういう病院ですので、ただ統合すればいいと安易に進めるというのも、私は疑問で、この趣旨からは外れるので、それはまた違う場合に。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 大石副委員長と清水委員のおっしゃったこの文章の関係なのです。森委員はおっしゃってくれていますけれども、「白紙撤回を求める」とありますね、タイトルはありますけれども、これをよく趣旨を読んでいただけると、どこにも反対しますとは書いていなくて、この2つがこの段階では出ていたから、これにはこういう問題がありますよという問題指摘なのです。こういうことの問題をそのままにしておいて進めることは困りますという意味で、問題がありますよという意味で、パブリック・コメントの中にもそういう問題を出されているということで、そういう問題があるならば白紙撤回をするべきだということの御意見が多いし、私たちもそういう方たちがこういう署名という形で陳情させていただいているものですから、ここら辺は絶対反対ですという文面はないと思うのです。もう1回読んでいただけるとわかりますけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) まちなか集積医療基本構想・基本計画を白紙撤回してくれというなら理解できるのです。「まちなか移転」という言葉が余りにも大き過ぎるのです。言っている意味はわかるのですよ。だから、先ほど言った「まちなか」の定義も含めて、これから当局側も我々も議論しますけれども、「まちなか」という言葉が大き過ぎるのです。そうすると、自分たちの議論の幅、市民から意見を聞く幅を狭めてしまう危険性があるというとらえ方なのです。  言っている趣旨はわかるのですよ。でも、逆のとらえ方で言ったら、「まちなか」という言葉が広過ぎてしまった場合、もうないのですかと判断される方もいるわけであって、だから、言っている趣旨は、5つを2つにして、それをやめてということはわかるのです。それは先ほど紅林委員が言われましたように、全てが終わりました。白紙、ゼロになって、委員会も廃止になりました。それはそれでいいのです。これが採択すると、これから議論する上で我々がまたは市民の声を聞いたり、議会としてとか当局側が議論していく中で足かせになる可能性があるよということを、私はその文面の中で受け取られるものだからということを言っている。ですから、「まちなか」の定義は難しいですねと。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 大石副委員長は「まちなか移転」という言葉に非常にこだわっていらっしゃいますけれども、この中身で今おっしゃったことは足かせになるほど重要なあれなのですかと私は思ってしまうわけなのですけれども。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 先ほども言いました我々の採択は、すごく重たいのです。ですから、これがあと説明者の皆様、陳情者の皆様が帰られてから議論しますけれども、当局側とも議論しますが、どう受け取られるかということをしっかりと議論しなければいけない。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) ただ、ここの趣旨文面の中には反対ということは書かれていませんよというのは、大石副委員長も清水委員も御理解いただけましたでしょうか。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 十分それは理解しているのです。ただ、とられる人によってはね。皆さんが全然反対していないとか、反対しているとか、そういったことを言っているわけではなくて、多くの方が見るわけであって、我々がこれから議論し、採択して、議会だよりにも出るだろうし、質問もされるだろうし、その都度、その都度で説明しなければならないようなものはなかなか難しいものがあるだろうし、そういった意味で、大変こういう陳情とか請願は、文面によっては項目が少なければ少ないほど通りやすいと言ったら変な話ですが、たくさんあると、その裏側を、国会でもそうですが、本当にわけのわからない言葉で全て物事をやってしまうようなことがあるものですから、そうとる方もいるということで、我々はしっかりと審査をしなければならないということは、一つはどういう結果が出るか、これからやりますけれども、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 森委員。 ◆委員(森伸一) いろいろ「まちなか」という言葉の定義が人によってあやふやになっているのだけれども、今、この文面を読んでいて、それでは、ここで言う「まちなか移転」という、そちらの陳情されている皆さんの気持ちとしては、ジャスコ跡地と島田市役所と考えていると、こちらは理解してよろしいですか、「まちなか」の意味を。そこの意味は具体的に。そこを押さえておかないとわからないものでしょう。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) いろいろなとらえ方はありますけれども、ここで出されたのが、この時点では2つあって、市役所を「まちなか」ととらえていらっしゃる方が大勢いらっしゃると思うのですけれども、ただ……。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん。 ◎陳情者(四ツ谷恵) 桜井市長があの当時、いろいろ出してきたわけですね。5カ所ぐらいあったですかね。そういう段階で、徐々に旧ジャスコ跡地とかが最優先というか、候補地としては挙げられたと。その後に島田市役所がまた出てきたと。だから、とてもそういうところでは不信というか、それに対してパブリック・コメントが随分寄せられて、それでおかしいのではないかという声があったわけですね。  だから、先ほど言ったように、「まちなか移転」は、ここで議論されている人たちの定義と一般市民の人たちの定義は全然違うと思うのです。
     だから、例えば私たちが定義というところまで考えていなかったのは確かです、1.5キロメートルとかという。ただ、一般市民が理解している「まちなか移転」は、そこを外して、そしてまちなかへ持っていくという、そういう考えで理解していると思うのです。だから、そこのギャップはあると思います。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) そこなのですよ。だから、僕は川根ですけれども、川根から見たら島田市全部がまちなかなのですよ。ここの人も、今、言ったジャスコ、向こうのところかどこかはわかりませんが、もちろんまちなかではないよという。では、大津の今の野田のところはまちなかではないけれども、ちょっとこちらへ来たらまちなかだよ、だから、そこがすごく難しいものだから、これから本当に市民のためにいい病院を建設する場所もそうですが、そういった中でこの定義がはっきりしていないところでやってしまうと、誤解を招く可能性もある、我々の議論の幅を狭める可能性、当局側の議論の幅を狭める可能性もあるということで私は懸念しているということです。 ○委員長(曽根嘉明) 四ツ谷さん。 ◎陳情者(四ツ谷恵) 移転というところが問題なのですよ。移転。これは先ほど言ったように、かなりお金がかかる問題です。ですから、先ほど言ったように、議論する中でどのくらい経費がかかるのか、この時点では全くゼロだとわからなかったわけです。開示されなかったわけです。皆様も、多分、知らなかったと思うのです。そういうやり方はまずいですよと。それだから、市民合意できちんと開示しながらやってくださいと、そこも理解していただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 先ほど東海パルプの横井工場の件をお話ししましたけれども、ここをどうするかという話も選択肢2つの中にあるわけです。この市役所も、平成11年ぐらいかな、12、3年だったか、調べてください、そのころ耐震工事をやりまして、とりあえず耐震の問題はクリアしているのでしょうけれども、古いことは古い。それプラスすることの市民会館でありますとか、ああいう耐震もないような、どうしたらいいのかというようなこともありますので、それと病院云々ということを考えられないことはないのです、検討の幅としては。この間、一般質問でやったときに、市長は明確に否定していましたけれどもね。市役所を建てるまでの基金は積んでいないからできないよというようなこともありましたけれども、ただ、我々が何かしらこれから特別委員会等を含めて検討する際には、それだって、僕は選択肢には含めて、本当にできるかできないか検証しなければいけない。そういう問題もあるわけですよ。  だから、これは市民病院の市役所云々という言葉も入っています。先ほど来、まちなか云々の言葉の定義もありましたが、移転という話もありました。おっしゃっていることもわかります。だから、それはあそこの地盤が悪いと言われる中で、杭打ちとかそういった液状化に対応するだけの工事をやったら現地でどのくらい余分にお金がかかるの、それについては数字を出してくださいということはずっと言ってきました。それが出なかったということは大いに問題です。  なので、その辺は移転した場合は安く上がるのか、現地で耐震というか、杭打ちなり何なりの地盤改良なりをやったほうが安く上がるのか、その辺も検討しなければいけないのですよ。だから、これだと、まるでその辺のことも残念ながら字面だけ追っていってしまうと、ないような話にもなりかねないところがあるものですから、一応、市長がかわって新しい段階でこれから検討していこうというスタート時点に立った、今のこのタイミングでこういったお話を通すのはどうなのかなという、そういう問題がありますよということで、皆さんがこれを出そうと思って署名集めを一生懸命やられたその辺のお気持ちはよくわかりますし、それに現実の問題としてきちっとできるためには、自治体が転換しないとできないなという中でそういう努力も我々はしてきましたので、よくわかりますが、今この時点でこの陳情書を通すと、かえっていい病院をつくるためにプラスにならない可能性が出てきてしまいますよと、それも考えていただければというのもあるという考え方です。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) これから特別委員会の中で、今、河原崎委員がおっしゃったことを検討して、いい病院、移転も含めたものをつくっていくということについて、いろいろな場合は建設費が幾らか、移転の場合は幾らか、今のところでやった場合幾らかかるのかということは示していただくということなのですよね。  それは、この陳情項目の中にありますように、建てかえ場所については市民合意で進めること、ここに全部入っているのですよ。ということも含めるならば、この場で白紙撤回するというところで今さらこれをということにはならないと思うのです。これからのこととして、ぜひこういうこともやってほしいというのも入っています。 ○委員長(曽根嘉明) 河原崎委員。 ◆委員(河原崎聖) 私が今そのお話を出したのは、四ツ谷さんから移転が問題なのだというお話が出たものですから、では、その移転そのものがいいかどうかというのも、そういったきちっとした検証をした上でいいか悪いかを判断していくものですからと、その説明をしたかったから申し上げただけであります。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) わかりました。  そして、済みません、先ほどのことを蒸し返すようでこちらから質問をして申しわけないのですけれども、河原崎委員がおっしゃった市内というか、まちなかが1.5キロメートルとおっしゃった……。 ◆委員(河原崎聖) 基本構想ではという定義で。 ◎陳情者(芝田令子) 基本構想ですか。そうすると、大石さんがおっしゃったのとは違うのですか、その中身は。 ◆委員(河原崎聖) いや、別に彼は何がとは言っていないですよ。 ◎陳情者(芝田令子) いや、それはやめましたとおっしゃっていたでしょう。それとは違うんですね。 ○副委員長(大石節雄) 基本構想そのものがなくなったものですから。 ◎陳情者(芝田令子) なくなったでしょう。そうすると……。 ○副委員長(大石節雄) だから、「まちなか」とおっしゃったときに、その基本構想の1.5キロメートルを念頭でこの文書を立てられましたかと言ったのです。 ◎陳情者(芝田令子) そういう意味でね。わかりました。 ○委員長(曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 今、いろいろお話を聞かせていただきまして私が思ったことなのですけれども、白紙撤回というのも十分わかりますし、これだけの方々が、今回、病院のことで反対という陳情をしてきたということも重く受けとめております。  ですけれども、この文面、先ほどから言われている「まちなか移転」に関して、「市長の後押し」という言葉も先ほどあったのですけれども、白紙撤回で市長はやりますという話をしている中で、例えば、ではこの文面を、先ほど大石副委員長が言われたように逆の意味でまちなかには移転しないのだととらえる方がいたとしますよね。そうしたら、逆に市長にとって、白紙撤回というものが白紙撤回できなくなってしまうのではないか。それに対して、まちなかにはあのとき移転しないと言ったじゃないかというようなことがもしあらわれたときに、非常にやりにくくなってしまう、進めにくくなってしまう。もう1回ゼロからやろうよというのがゼロからできなくなってしまうのではないかという危険性がこの文面には僕もあると思うのです。  ですから、文章的にもうちょっと変えてくればいいかなと思うのですけれども、非常に受け入れにくいというのが正直なところです。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) どこをどんなふうに変えたら受け入れられるのですか。  これからのこととして、本当にしつこく言ってしまいますけれども、市長がせっかくこうやってやろうと思ったことを足を引っ張るような感じとおっしゃったでしょう。そういうふうにとらえる方もいらっしゃるとは思うのです。でも、議員としては市民の皆さんの意見を大事にしたいと思うのです、市民の代表として出ていらっしゃるから。そうすると、項目の下のほうの「市民合意」は、染谷市長にもぜひここの部分はきちっと位置づけていただきたいし、そのような方向でやってほしいというのがこの「さらに」というところに該当すると思うのです。ですから、いい政治をやってもらうためには、市民本位のという意味も含めて入っていると思うのです、この趣旨説明の中には。 ○委員長(曽根嘉明) 杉野委員。 ◆委員(杉野直樹) 白紙撤回であるならば、市民合意のこともこれから話し合っていくわけでありますし、どういうふうにやるかというのも皆様と話し合えばいいことで、ここでまずこれを挙げてしまうと、逆に白紙撤回でなくなってしまう、外からそういうふうに見られてしまうのではないかという危険性を僕は言っているだけであって、ここの五百何人の方、それを今ここで話している人も、みんな趣旨はわかっているのです。白紙撤回になったこともわかっていますし、その中でこれを今、ここでこのタイミングで出してしまうと、白紙にせっかくなったものが逆に白紙ではないと理解する方も出るのではないかという危険性を考えて、もうちょっと考えたらどうですかという話です。 ○委員長(曽根嘉明) 芝田さん。 ◎陳情者(芝田令子) 非常にいろいろなことを気遣っておっしゃってくれているのですね、きっと。ほかの市民の皆さんも。でも、私が話をする人ごとでは、大体このような意見を言っていますし、パブリック・コメントでもあのような意見が多かったということになるわけですけれども、委員の皆さん、議員の皆さんがどうとらえるかによって決まってくると思うものですから、ぜひ御理解いただいて、気持ちはわかるということでしたら、最初からずっと言っていますけれども、ぜひここで採択をしても、それはほかの市民の皆さんにだってわかる部分はあると思うのです。そして、決して染谷市長の足を引っ張るものではないということなのです。そういう意味でも、ぜひいい方向に検討していただき、結果を出していただきたいと思うのです。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。     〔「当局のほうからも何か説明があるかもしれない」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) もしあれだったら、入れかわっていただいたときに。  もしないようでしたら、これで陳情者による趣旨説明については終わらせていただきます。  暫時休憩いたします。                                休憩 午前11時47分                                再開 午前11時49分 ○委員長(曽根嘉明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど陳情者から趣旨説明等がありました。この陳情に対してそれぞれ御意見も伺いたいと思いますし、当局側もおりますので、当局側へも質問をお願いしたいと思います。  では、お願いします。  清水委員。 ◆委員(清水唯史) 当局側に確認なのですけれども、多分、今回のまちなか集積医療の基本構想は5月29日で一応なくなったということ、それと、市長が今後どのように病院に対して、議場でも答弁いただきましたけれども、市当局に対してどのような方針で進めるというような指示が出されているのかを御説明いただきたいと思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 市長が所信表明で申し上げましたとおり、所信表明の中では市民病院のまちなか移転計画に関しましては、計画を白紙に戻すと、これは既に表明したことは皆さん御承知のとおりでございます。  それから、あわせてその中で、いろいろな議論をし、それから多角的な検討を加えた上で可能な限り早い時期に、規模、時期、建設費などに関する新たな計画を立案してまいりたいと、ここも所信表明のとおりでございます。  それから、一般質問の中で質疑をいただいた中で、同様な趣旨で発言をしております。市民病院のまちなか移転計画については白紙といたしましたので、市民病院の規模、建設時期、建設費等についても白紙の状態からのスタートとなりましたということです。  それから、建設地につきましては、現地を含め全ての場所について白紙であることを前提といたしまして議論、それから諸条件の整理・選定をしていきたいという考えを表明したところでございます。  以上です。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 広域医療の連携については特には言われていないですか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) それについては発言がございましたので、それについては、今後どういうふうに進めていくのかはまた検討していくことになるかと思います。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢) 白紙、場所についても、それから全てのもの、全てのものと言ったらおかしいですけれども、白紙ということでスタートするわけですよね。そのスタート時期、あるいはどこら辺、何年ごろをめどにということのお考えはあるのですか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 今後、市長からもお話があろうかと思いますけれども、どういうふうに進めていくのかにつきましても、現在、検討中でございます。先般、議員の皆様に管理者からもいろいろな、今、病院が抱える課題等についてもお話しいただきました。その辺も含めまして諸方面から御意見をいただき、また、議論をどういうふうに進めていくのかということを、今、検討中でございます。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) それから、我々6月議会の最終日に管理者から説明をいただきましたけれども、そのときにも、現在の病院、全部ではないですけれども、一部、配管等に問題があることも指摘をされていましたね、そこで管理者も。そういうことも市長もしっかり御存じであろうと思うのですけれども、いつまでもこれ、年数を重ねての議論では、ますます市民の安心・安全を守る意味から、健康を守る意味からしても、考えの中にある程度のめどがあるのではないかと思うのですけれども、そういうのはお聞きでないですか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 具体的なお話は、また市長からいずれお話しの場があるかと思っております。先ほどの繰り返しになりますが、「可能な限り早い時期に」という表現で今は御理解いただきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢) それから、その場所についても、全ての場所と言ったらおかしいですけれども、いろいろな可能性を考えてこれから検討していくと我々は考えればよろしいですか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) 基本的には白紙の状態からスタートすると申しておりますので、その前提で考えていくことになろうかと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) まちなかの集積医療計画は終わったと、これは確認をしたと。その後、建設規模、建設費、建設地については全て白紙であると。ということはゼロベースから話をするということで理解をしてよろしいですか。確認です。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) おっしゃるとおり、まちなか移転計画は白紙に戻したということでございます。  それから、市民病院の改築につきましては、これまでも年数を重ねていろいろな議論をしてまいりました。その議論につきましては、一般質問の中でも質問いただき、お答えしたところがございますが、今までの計画の中で踏まえるべきところは踏まえていこうと。議論の中では、例えば市民病院の機能をどうするのかとか、あるいは病床数をどうするのかとか、そういった質問もいただきました。それから、近年の医療制度の動向についてもいろいろな貴重な御意見をいただいておりますので、そうしたものの踏まえをして検討していくことになろうかと思います。 ○委員長(曽根嘉明) 大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) 我々議会としては、今、この陳情書を我々の判断をしますが、この結果いかんによって当局側に、我々、採択、不採択をいろいろ選択……、継続があるかどうかはわかりませんが、当局側に対する影響は、先ほど言った白紙も含めた考え方でどういう影響がありますか。 ○委員長(曽根嘉明) 森下政策推進課長。 ◎政策推進課長(森下庸雄) まず、市民の皆さんに非常に高い関心をいただいている、このことについては感謝申し上げたいと思っております。  それから、今後の影響については、また吟味してみないとなかなか今の場では申し上げられないところかなと思います。  ただ、先ほどの議員の皆さんの議論を拝聴しておりますと、それぞれごもっともなお考えかなと思っております。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) では、ないようでしたら、委員の皆さん、それぞれの思いがあるかと思いますが、もし御意見のある方はお願いいたします。  大石副委員長。 ○副委員長(大石節雄) それこそ、この後、特別委員会もあるわけですが、今の議論はなかなか、私、すごく皆さん、真剣に考えている市民からもこういった重要な意見が出たものですから、採択、不採択の結果は別として、それぞれが特別委員会の中でこういう陳情を受けてきたということはしっかりと発言して伝えていかなければならないと。我々がどういうあれか、採択、不採択はこれからやりますけれども、本来でいけば特別委員会を設けないと、総務消防常任委員会でこれは長々議論しなければならないことをたまたま特別委員会ができたということで、そちらのほうでしっかりと病院に関してはゼロから話をされるわけですので、きょうの議論を陳情者の思いというものが間違えて伝わらないようにしっかりと伝えなければいけないなということを強く感じたものですから、意見として述べさせてもらいます。 ○委員長(曽根嘉明) 清水委員。 ◆委員(清水唯史) 我々は市長と議会というのは二元代表制としてしっかり議論しながら、市長は病院についてゼロベースでやられるということ、それと市民の意見を聞くということでいろいろな、今回の百人会議等で市民から意見を聞く機会もたくさん設けられるようであります。  それと、私たち議会としても、中でしっかり特別委員会で検討していくということで、お互いに真剣に市民の声を聞きながら、また、議会は議会の中で真剣に考えながらという形で進められるということで今後やっていっていただければいいのではないかと思います。  ですので、今回、この陳情書につきましては、皆さんの熱い思いはすごく受けさせていただいて、特別委員会の中でこういう意見がありましたということを、今の大石副委員長と同じような形で伝えるということで、陳情としては、今回、私としては採択していただかないで、そのまま意見として今後の参考にさせていただく、思いを受けさせていただくという形でやっていきたいと思います。 ○委員長(曽根嘉明) ほかにございますか。  森委員。 ◆委員(森伸一) 先ほども話をしましたが、今回、この内容については非常に賛成する面がありますけれども、先ほどから時期は決まったではないかとか、それから、陳情の重さを見ると、すごく迷ってしまいますけれども、ここの文章の最後の「さらに」のほうのところで見ると、「まちなか」は、先ほど僕は言いましたけれども、ジャスコ、島田市役所ぐらいの気持ちでこれを書いているのではないかという理解をさせていただくことで、陳情がせっかく出ましたので、採択したらどうかと私は思います。 ○委員長(曽根嘉明) 今、採択の話が出ているわけですが、これについては、どういう形で、挙手でやるか、それとも……。              〔「挙手で」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) 挙手でよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(曽根嘉明) それでは、意見も出尽くしておりますので、採決を行いたいと思います。
     挙手採決で行います。  陳情第1号 島田市民病院「まちなか移転」の白紙撤回を求める陳情について、陳情の趣旨を了として採択することに賛成の方の挙手を求めます。                 〔賛成者挙手〕 ○委員長(曽根嘉明) 賛成少数により、陳情第1号 島田市民病院「まちなか移転」の白紙撤回を求める陳情は採択しないことと決しました。  当局側、それから陳情者の皆さん、御苦労さまでした。                〔当局、陳述者退室〕 ◆委員(森伸一) また、採決についても、この中でこういうのでどうでしょうかというのを。 ○委員長(曽根嘉明) 今、陳情者の思いもあるものですから、ただここで不採択になったのですけれども、その意見をつけた中で不採択になりましたというあれをやりたいと思いますので、御了承願いたいと思います。 ○副委員長(大石節雄) 先ほど、森委員が言われた趣旨が、要は理解されるようにしっかりと附帯文をつけてあげたい。 ◎事務局長(村田達己) 例えば、具体的なものはあれなんで、概意は理解するものの、例えば先ほど言われた時期的な問題と「まちなか」というものの解釈がいろいろ難しい部分がありますので、そういったものを入れて、そうした問題があるということで、そういうものを入れた文章を入れて、こういう結果にしましたよという文言を少し文章として入れておいたほうが、陳情者に対してもわかりやすいし、市民の方についても陳情の審議経過がわかりやすいのかなということで、そうした文章を入れるのも一つの方法だと思いますので。 ◆委員(紅林貢) それで、市長の白紙ということもあるし、広く市民の意見を聞き取ることも言っていますから、そこら辺、そういうことも踏まえて、一番は「まちなか」というその言葉、そこをとらえるとそこは。確かに「ジャスコ跡地」ということで書いてあれば、まだ我々も理解がしやすいのだけれども。 ◆委員(河原崎聖) 根本的な問題は、気持ちを何とかと言うけれども、訴えの利益を示すものでなかったら、そんなものを議会で通したら、おまえのところの議会は何をやっているんだと、手続上としておかしいじゃないかというのが本質的にあるわけです。そういうことは言えないけれども、今の時期、こんなものを出してピント外れだよというのが本質的な問題なのですよ。 ◆委員(紅林貢) 白紙撤回というのが出ているから。 ◆委員(河原崎聖) なもので、おかしい。項目がおかしいです。 ◆委員(紅林貢) そんなことは言えないけれども、屋上屋を重ねるようなもの。 ○副委員長(大石節雄) 森委員の思いも我々はわかっている。ただ、議会としてというと、意外とそういったところがね。 ◆委員(森伸一) そこらがね、重さがね。 ○委員長(曽根嘉明) では、そういうことで。  引き続き、5の所管事務調査について議題といたします。  以前、委員の皆さんに要望がありましたらどうでしょうかという案内を出したわけですが、ありませんでしたので、こちらからある程度のことを決めさせていただきましたので、ただいまから大石副委員長から報告をいたします。お願いします。 ○副委員長(大石節雄) 総務消防常任委員会所管事務調査ですが、日にちは平成25年10月30日、水曜日、31日、木曜日です。まずはこの日程を押さえておいていただきたいと思います。  それから、視察地ですが、神奈川県秦野市公共施設再配置計画についてということで視察します。2日目が埼玉県富士見市で、市民判定人による事業仕分けについてということで、2つの項目について視察をしておきたいと思いますので、ぜひ皆さん、皆さんというか、これは強制的です、その日しかありませんので、挙げてください。       〔「監査が入っている。了解してもらった」と呼ぶ者あり〕 ○副委員長(大石節雄) 監査が入っていますか。            〔「かえてもらった」と呼ぶ者あり〕 ○副委員長(大石節雄) ありがとうございます。公務ですから、よろしくお願いします。 ○委員長(曽根嘉明) 以上、10月30日・31日、両日において所管事務調査の視察を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。日程につきましては、後日、事務局から皆さんのところへ連絡がありますので、よろしくお願いします。  それでは、以上をもちまして総務消防常任委員会を終了いたします。                                閉会 午後0時05分...